2022年7月7日
家を売るのにおすすめの時期は?押さえておきたいポイントをご紹介
家には売れやすい時期があります。近々、家の売却を検討中の方はもちろん、いずれ住み替えをお考えの方にとっても、家を売るベストタイミングを知っておくことは重要です。
目次
不動産の売買取引が活発なタイミング
引越しシーズンと言われる2〜3月と9〜11月は、新生活を迎えるタイミングや転勤・異動などが増えるので、家やマンションの購入希望者が多くなります。そのため、不動産の売買が活発になる時期。この時期に合わせて売り出せるように、余裕を持って準備を進めることが大切です。
築年数がどれくらい経過しているか
築年数が経つほど家の資産価値は減少します。家を売却するタイミングは慎重に計ることが重要ですが、マンションと築15年までの戸建ては早く売却した方がお得です。
ただし、新築物件は市場の相場よりもやや高く設定されていて、購入直後から販売価格が2〜3割ほど下落することもあります。購入したての新築物件はすぐに売るのではなく、2〜3年居住して様子を見るのがおすすめです。
また、築15年を過ぎると、戸建て住宅の資産価値の下落率は緩やかになり、築20年以降はほぼ横ばいになります。
5年以上保有している場合は譲渡所得税の税率が下がる
家を売却することによって利益が発生した場合、所得税と住民税がかかります。これらは「譲渡所得税」と呼ばれ、所有期間により税率が変わるため、家を売るタイミングによっては節税できます。
●5年以下の短期譲渡所得の場合・・・所得税:30.63% 住民税:9%
●5年超の長期譲渡所得の場合・・・所得税:15.315% 住民税:5%
控除や軽減税率の特例が適用できる時期か
家を売却した場合、3,000万円の特別控除の特例があります。これは、家の所有期間に関係なく、譲渡所得税の計算に使用する譲渡所得から最高で3,000万円まで控除できるというものです。
また、家を売却した年の1月1日時点で売却したマイホームの所有期間が10年以上であれば、3,000万円の特別控除を使用した後の譲渡所得を軽減された税率で計算できます。
住宅ローンが低金利の時期
住宅ローンが低金利のときも売り時と言えます。金利が低いほど利息が少なくなり、住宅ローンの総返済額を迎えることができるので、購入者がローンを組みやすくなるためです。
ここまで、家を売るのにベストなタイミングをご紹介してきましたが、反対に家を売るのに不向きなタイミングもあります。
それは、
・不動産市場が低調で、相場が低い時期
・マンションを所有して5年以下
・転職前や転職直後
などです。
ただ、売る時期を知識として理解はしていても、個人で見極めて判断するのは難しいかもしれません。専門家の力も借りながら慎重に進めていきましょう。
不動産の売却には、さまざまな専門知識が必要になります。
不動産のプロにお早めにご相談いただけると、よりスムーズに良い条件での売却が可能です。
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