2022年9月15日
家や土地を相続してから売却するまでの流れ。売却のタイミングや注意点とは?
相続した家や土地を売却するなら、相続から売却までの流れを把握しておくことが大切です。
また、通常の不動産売却とは少し流れが違うので、手順を間違えないように事前に確認しておきましょう。
今回は、相続から売却までの流れについて、タイミングや注意点と合わせてお伝えしていきます!
目次
STEP 1. 不動産の名義変更を行う
不動産は基本的に本人名義でのみ売却が可能です。
不動産の名義変更を行っていない場合は、まず名義変更を行いましょう。名義変更の手続きを相続登記と呼び、法務局でご自身でも行えますが、司法書士に依頼することも可能です。この際は手数料が発生しますが、煩雑な手続きを行う手間を省けます。
STEP 2. 売却方法を決める
名義変更が完了したら、不動産の売却方法を検討しましょう。
相続した不動産の売却方法には、不動産会社に買い取ってもらう方法と仲介業者を介して売却する方法があります。
不動産会社に買い取ってもらう場合は、売却まで時間や手間を省けることや、すぐに現金化できるというメリットがあります。デメリットとしては相場よりも価格が下がることがあげられます。
仲介業社に依頼する場合は、相場価格での売却が成功しやすくなることや、高額売却の可能性もあることです。デメリットは、売却までに時間がかかることや内見の対応等があることがあげられます。また、仲介手数料も発生します。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、あらかじめ確認して売却方法を決めましょう。
▼「仲介」と「買取」どっちがおすすめ?メリット・デメリットをご紹介
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STEP 3. 不動産会社を選び、売却する
売却方法を決めたら不動産会社を選びます。
数多くの不動産会社の中から信頼できる会社を選ぶのは、手間も時間もかかります。そこでおすすめなのが、不動産一括査定サイトやそのエリアに詳しい地元の不動産の簡易査定を利用することです。価格だけでなく、会社の信頼度、担当者の対応なども加味して信頼できる会社を見つけましょう。
STEP 4. 換価分割の場合は分配する
不動産の売却益を相続する人たちで分配する換価分割を選んだ場合は、対象となる人たちで現金を分配します。
相続した資産をどのように分割するかは相続前に法廷相続人全員で話し合って決めておきましょう。また、相続トラブルを避けるために、相続後はできるだけ早く売却して資産を分配することも大切です。
STEP 5. 確定申告と税金の納付を行う
不動産を売却して利益が出た場合は、売却した翌年に確定申告を行います。
利益が出ている場合は、譲渡所得税の支払いも必要です。
また、相続を受けた場合は、相続税の支払いもあります。これは、不動産の所有者が亡くなってから10ヵ月以内に行うことが決められています。
相続した不動産の売却は、通常の売却とは異なるところもあるので、信頼できる不動産会社に相談しながら進めていくと安心です。
今回ご紹介した5つのポイントを参考に、不動産の売却を進めていただけたらと思います。
不動産の売却には、さまざまな専門知識が必要になります。
不動産のプロにお早めにご相談いただけると、よりスムーズに良い条件での売却が可能です。
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