不動産会社には規模の大小やエリア、得意な分野など、様々な特性があります。家の売却を成功させるためには、どこの不動産会社を選ぶかが大きなポイントとなります。

この記事では、不動産会社の見極め方や高く売るコツを解説していきます。

【ポイント1】査定価格とその根拠

複数の不動産会社に依頼した査定価格を比較したときに、極端に高額の査定価格を提示している会社には注意が必要です。高額査定を提示して契約を取り、売却時に値下げを提案されることがあるからです。反対に、安すぎる査定も担当者が相場を把握していない可能性があります。こうしたことを防ぐためにも、査定価格の根拠は必ず確認しましょう。

【ポイント2】物件があるエリアに精通しているか

物件があるエリアに精通している会社であれば、治安や交通量、子育てのしやすさといった物件以外の情報も購入検討者に対してアピールできます。

【ポイント3】過去の実績と得意な物件

不動産会社によって、戸建てが得意、マンションが得意、土地が得意、というように得意な分野があります。ご自身が売りたい物件の「売却」を得意としている不動産会社を選びましょう。そのためには、過去の売却実績を確認することも大切です。実績が多い不動産会社の方がノウハウや専門知識が豊富なのでスムーズに売却活動を行うことができます。

【ポイント4】免許番号で営業年数を確認

不動産売買の仲介には、宅地建物取引業の免許が必要です。店舗やチラシに記載されている宅地建物取引業の免許番号と営業年数を確認しましょう。

免許番号「◯◯県知事/国土交通大臣（△）第×××××号」の「（△）」に記載されている数字は5年ごとに免許を更新すると1つずつ増えていきます。この数字によって営業年数が確認できます。

【ポイント5】担当スタッフが信頼できるか

ご自身の大切な資産の売却を信頼して任せられるかどうかは、不動産会社選びで最も重要なポイントです。担当スタッフが親身になって話を聞いてくれるか、それに対して良い提案をくれるか、といったことをしっかりと見極めましょう。

【ポイント6】売却までのプラン

成り行き任せではなく、緻密な売却プランを設定している不動産会社を選びましょう。家の売却は経済状況や周辺環境の変化といった外的要因でも変化します。想定通りに売れるケースだけでなく、売れ残ってしまったケースも考慮してプランを提示してくれる不動産会社だと安心です。

家の売却が成功するか否かは、不動産会社選びで決まります。まずは、簡易査定や一括査定サービスなどを利用して不動産会社の情報を集め、良い不動産会社を見極めましょう。