2023年4月27日
土地購入で利用できるローンとは?金利や融資方法について解説
住宅ローンは、原則として土地のみの購入に利用できません。では、土地の購入にはどんなローンが利用できるのでしょうか?
この記事では、土地購入に利用できるローンや融資方法などについて解説します。
住宅ローンが利用できる条件
一般的に、住宅ローンの利用条件を金融機関では、住宅ローンの利用条件を下記のように定めています。
・戸建て・マンション(中古物件を含む)の購入資金
・戸建て住宅の新築資金
・他の金融期間で現在借入れ中の住宅ローンの借り換え資金
・リフォーム資金
住宅ローンは、あくまで住居建築や購入のためのローンですが、金融機関によって取扱い条件は異なります。
住宅ローンの申込みを行う金融機関へ詳細を確認しておくと安心です。
土地購入に利用できるローンの種類
住宅の建築を目的として土地を購入する場合には、住宅ローンが利用できます。
先に土地を購入してから家を建てる場合、住宅ローンを利用するには「つなぎ融資」と「土地先行融資」の2つの方法があります。
つなぎ融資とは
住宅ローンは、建物が完成してから実行されます。
しかし、建物が完成する前の土地の購入費用、着工金、中間金などは、先に支払いをしなければなりません。
自己資金で賄えない分については、つなぎ融資を利用するのが一般的です。
つなぎ融資は、先行して土地を購入してから家を建てる場合に、土地を購入してから家が完成するまで一時的に“つなぎ”として利用するローンです。
住宅ローンが実行されるまでは利息のみ返済して、家の引渡し後に実行される住宅ローンでつなぎ融資の分もまとめて返済します。
つなぎ融資の特徴
◎金利は高めで、つなぎ融資独自の諸費用がかかる
つなぎ融資は無担保ローンのため、金利が年2〜4%と住宅ローンの年0.5〜1.5%に比べると高めです。また、住宅ローンの諸費用とは別に独自の諸費用が別途必要です。
◎つなぎ融資を行っている金融機関は少ない
つなぎ融資は、すべての金融期間で取扱いがあるわけではありません。また、つなぎ融資を利用した場合、その後に組む住宅ローンも同じ金融機関のものを利用しなければなりません。
土地先行融資
1つの融資に対して支払いのタイミングを分けられる分割融資の1つで、家を建てる前に土地のみ融資を受け、家が完成したら建物に関する融資を追加できます。
なお、土地購入時の申込金や手付金は自己資金から支払います。
土地に融資した後、建物の審査が通らなかった、などという事態を避けるために、土地に関する資料と、建築予定の建物の資料を提出して合計で借入れる予定金額の審査を受けます。
土地先行融資の特徴
◎住宅ローンと同等の低金利で利用できるが、土地の抵当権登記が必要
住宅ローンと同等の金利で利用できるため、つなぎ融資と比べて金利が低くできます。ただし、つなぎ融資と異なり抵当権が発生するため、土地そのものの抵当権登記が必要となります。
◎審査にあたり正式な見積書や図面が必要
家を建てる証明として、審査の際は建物の正式な見積書や図面が必要です。土地先行融資を利用したい方で、すでに気になる土地がある方は、すぐに住宅会社探しを始める必要があります。
「つなぎ融資」も「土地先行融資」も利用できる金融機関が少なく、それぞれに利用条件がありますので、事前に金融機関や住宅会社等に詳細を確認して準備を進めましょう。
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