2023年5月30日
家は買取の方が早く売れる!仲介との違いや高額買取のポイントを解説
家の売却には、「買取」と「仲介」の2つの方法があります。
この記事では、「買取」と「仲介」の違いや高く買い取りしてもらう方法をご紹介します。
目次
不動産買取とは?
「買取」とは、不動産会社が買主を探すのではなく、不動産会社自らが買主となって家を現金で買い取る方法です。
不動産売却の方法として一般的な「仲介」は、売主と買主の間に不動産会社が仲介業として入り、広告や内見などの販売活動を行って売買契約を取りまとめますが、「買取」は売主が不動産会社と直接価格などを交渉し、条件がまとまればすぐに契約を進めることができます。
買取のメリット
・最短数日で現金化できる
・仲介手数料もかからない
・契約不適合責任が免除される
(売却後に雨漏りやシロアリ被害などの欠陥が発覚し、それらが契約書に書かれていない場合、売主が債務不履行の責任を負わなければならないというものです。)
・周囲に知られずに売却ができる
・内覧が不要
買取のデメリット
・市場価格よりも1〜3割ほど安くなる
・物件の状況やエリアによっては買取不可の場合がある
買取には2種類の方法がある
買取には、即時買取と買取保証の2つの方法があります。
即時買取
即時買取は、買取額の交渉が終わり次第、不動産会社がすぐに買い取ってくれる方法です。最短5日〜1週間で売却できるので、すぐにローンを返済する必要があったり、お金が必要な場合におすすめです。
買取保証
買取保証とは、即時買取と仲介を組み合わせたような仕組みです。一定期間、仲介を目的とした販売活動を行い、その間に契約がまとまらない場合は、不動産会社と事前に契約した金額で買い取ってもらうというものです。
買取保証は、「いつ物件が売れるか分からない」という仲介のデメリットを克服しつつ、期間内に成約すれば、市場価格で売却できるという強みがあります。買取保証における仲介期間は、3ヵ月程度に設定することが多いようです。
相場よりも高く買い取ってもらう3つのコツ
買取の場合、仲介での売却よりも価格は落ちてしまいますが、工夫次第でできるだけ高く買取してもらうことはできます。
知識を持つ
不動産会社任せにするのではなく、不動産売買の基本的な知識は知っておきましょう。あわせて家の売却相場を調べるのも必須です。買取の場合、不動産会社は安く仕入れるほど利益が大きくなるわけなので、知識がないまま交渉を進めてしまうと、結果的に損をしてしまう可能性もあるからです。
複数の会社に査定を依頼する
必ず複数の不動産会社に査定を依頼して、適正な売却価格を見極めましょう。査定価格は、不動産会社によって数百万の開きがあることもあります。
また、査定を通して不動産会社の技量や担当者の対応も比較することができます。不動産会社にも得意なジャンルがあります。買取の実績があり、評判の良い会社を選ぶことが重要です。複数の中から一番信頼できる会社を選びましょう。
家のアピールポイントを積極的に伝える
少しでも良い査定をしてもらうために、メンテナンスの記録や環境、利便性の良さなどを積極的にアピールしましょう。また、それを証明する書類があると尚良いです。
短期間で現金化したい場合には、買取がおすすめです。ここでご紹介したポイントを押さえて、できるだけ高額な買取を目指してくださいね。
不動産の売却には、さまざまな専門知識が必要になります。
不動産のプロにお早めにご相談いただけると、よりスムーズに良い条件での売却が可能です。
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