2023年8月30日
家と土地を売却するときに知っておきたいポイント!手続きの流れと注意点も解説
土地とその上に建つ建物を売却したい場合は、あわせて売却を進めるとスムーズです。売却にはさまざまな手続きが伴いますので、全体の流れを把握しておくことで進めやすくなります。
この記事では、売却の手続きの流れと注意点をご紹介します。
目次
【1】査定
売却価格の相場を知るために、まずは査定を依頼します。査定にはWEBサイトで行う「簡易査定」と、現地で土地と建物を確認して行う「訪問査定」があります。
まずは、「一括査定サイト」や「簡易査定サイト」を利用して売却価格の相場を調べましょう。
簡易査定の結果から不動産会社を絞り込んだら訪問査定を受けましょう。訪問査定では、物件固有の状態を加味して査定額を算出するため、簡易査定よりも精度が上がる傾向にあります。
複数の会社に査定を依頼して、査定額や査定時の不動産会社の担当者の対応などに納得できた会社へ売却を依頼しましょう。
【2】媒介契約を結ぶ
売却を依頼する不動産会社が決まったら「媒介契約」を交わします。媒介契約とは不動産会社に売買仲介を依頼するときに締結する契約で、これを交わさなければ不動産会社が仲介して物件を売ることができません。
媒介契約には「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属前任媒介契約」の3種類があります。
「一般媒介契約」
売主は複数の不動産会社と媒介契約ができます。また、自分で見つけた買主と直接取引も可能です。
「専任媒介契約」
特定の1社のみと媒介契約ができます。他の不動産会社との契約はできませんが、自分で見つけた買主との直接取引は可能です。
「専属前任媒介契約」
1社の不動産会社に全てを任せる内容の契約です。他の不動産会社との契約も自分で見つけた買主との直接取引もできません。
1社のみと交わす媒介契約は制約が多くなりますが、不動産会社が販売活動に力を入れてくれる可能性が高くなります。
【3】売却活動の準備&開始
物件をきれいに整えることで、売却の成功率は高まります。目に付きやすいクロスや床、キッチンや洗面、お風呂などの汚れを入念に掃除しましょう。必要に応じてハウスクリーニングに依頼するのもおすすめです。
物件の準備が整ったら売却活動をスタートします。依頼する不動産会社では、ホームページやチラシ、物件を探している人への紹介などで営業活動を行い、購入希望者が現れるのを待ちます。
購入希望者が見つかったら、物件の内見や条件の擦り合わせ、引渡しスケジュールなどを調整します。
【4】売買契約を結ぶ
購入希望者との細かい条件を調整後に、売主と購入希望者の間で合意が形成されれば、不動産会社を介して売買契約を締結します。
【5】引き渡し
一般的に引渡しは、売買契約締結日から1ヵ月後とされています。当日は売主と買主、不動産会社の担当者、司法書士が集まり移転登記の手続きや残代金の決済を行います。残代金の領収書と鍵を買主に渡して引渡しが完了します。
売却時の注意点
家を売却する際は、下記の3点に注意して進めましょう。
・売り手に不利益な情報も正確に伝える
・販売開始から売却まで6ヵ月の期間をみておく
・売却活動の開始前に不動産会社に売却を相談する
家の売却には、さまざまな専門的な知識が必要です。信頼できる不動産会社に相談をしながら慎重に進めましょう。
不動産の売却には、さまざまな専門知識が必要になります。
不動産のプロにお早めにご相談いただけると、よりスムーズに良い条件での売却が可能です。
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