2023年10月31日
土地査定の方法から査定の流れ、査定額を決めるポイントまで解説!
土地の売却を検討しているならまず、土地査定を受けることがおすすめです。
この記事では、土地査定の方法から査定の流れ、査定額を決めるポイントを解説します。
目次
土地査定の方法と査定の流れ
土地の査定には、インターネットの一括査定サービスを利用する方法と不動産会社に査定を依頼する方法があります。
査定は下記の流れで進めます。
【1】簡易査定を受ける
【2】簡易査定の結果を受けて、実際に依頼する会社を3~5社程度に絞る
【3】3~5社で訪問査定を受ける
【4】各不動産会社の査定結果を受ける
【5】売却を進める場合は不動産会社と契約を交わす
土地査定を決めるポイント
査定額や最終的な売却価格に影響を与えるポイントは8個あります。
【ポイント1】土地の形・面積
土地の形は土地の査定額に大きな影響を与えるポイントの1つです。
正方形や長方形といったきれいな形をした整形地であれば、土地の上に建つ建物に影響を与えづらく土地を使う際の制限が少ないので評価が高くなります。
土地の面積が広い土地も活用方法が多くなるため、評価が高くなります。
台形や旗竿地などの不整形地は建てる家の向きや配置が制限されてしまうので、価格は整形地よりも評価は下がります。
【ポイント2】用途地域
整形地や面積が広い土地であっても、用途地域であれば利用方法が制限されてしまうため、土地の査定価格に影響を与えます。
用途地域とは、「このエリアはこの用途のみで使ってください」と決められた地域のことです。エリアによっては、住宅等一定の建物以外は建ててはいけない、大きな工場は建設できないなどの制限があります。
【ポイント3】間口・奥行比
間口の広さや奥行きも土地の評価に影響します。
道路に面する間口が広ければ建物の配置や駐車スペースの自由度が上がり利用効率が高まるので、評価が高くなります。
奥行きは浅すぎても深すぎても土地は使いづらいので、間口とのバランスが重要です。
【ポイント4】日当たり
日当たりも土地の価格に影響を与えます。東側や南側に道路があったり、近くに日照や採光、風通しを遮る障害物などがなく、日照が確保されていると土地の評価は高くなります。
東側や南側が道路に面している土地でも高いビルなどで日照が遮られている場合は調整が行われ評価は下がります。
【ポイント5】最寄り駅までの距離
駅からの距離は土地の価格を大きく左右するポイントです。基本的には駅から近い土地は利便性が高いため、土地の査定額は高くなります。
駅が近くにない場合は、バス停からの距離や商業施設からの距離などが重要になります。
【ポイント6】接している道路の状況
土地が接している道路の幅や状態や種類などで土地の価値が変わります。
土地の評価が上がるポイントは、
・公道
・幅が広い
・歩道がある
・完全舗装
接している道路が私道である場合や幅が狭い場合、建てられる建物が小さくなることがあり、土地価格が低くなる可能性があります。道路との高低差がある場合も評価が下がります。
【ポイント7】周辺環境
役所や病院、小学校などの教育機関までの距離、土地の周辺にどのような店舗があるのか、どのような家が多く建っているのかもなどの充実度も評価されるポイントとなります。
また、隣接する土地や周辺道路の整備状況、街並みなども判断の基準になります。
【ポイント8】眺望・景観
目の前に障害物などがなく、見晴らしが良い土地の場合は、土地価格が上がります。評価が下がってしまう景観は、工場や倉庫など住む上で好ましくない景色です。
土地の売却を考えている方は、ここでご紹介したポイントを参考に、まずは査定を依頼してみましょう。
不動産の売却には、さまざまな専門知識が必要になります。
不動産のプロにお早めにご相談いただけると、よりスムーズに良い条件での売却が可能です。
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