2024年6月28日
不動産購入の疑問を解決!Q&Aをご紹介(5)中古住宅
不動産を購入する際のよくある疑問をQ&A形式でまとめました。
この記事では、中古住宅のよくある疑問とそれに対する回答をご紹介します。
目次
Q. 新築住宅と中古住宅はどっちがいいですか?
新築住宅と中古住宅にはそれぞれ一長一短があり、何が良いかは一概に言えません。
新築住宅は、新しいキレイな部屋に入居できるうえ、建ったばかりなのでトラブルが少ない傾向ですが、同じ広さの中古住宅に比べると価格は高くなります。
一方、中古住宅は同じ予算でより広い敷地や部屋を確保できる反面、修繕費用やリフォーム費用がかかってしまうことがあります。家族構成や自分のライフスタイルに合わせた物件選択や、将来のことも踏まえた上での物件選びが大切です。
Q. 過去に事故や事件があった物件なのか教えてくれるのですか?
過去に事故や事件のあった物件の場合、不動産会社は詳しく報告しなければならないと宅建業法という法律で定められています。
万が一、不動産会社がそれに違反した場合は、法律上の責任や処罰、また損害賠償を負うことになっています。
契約前の重要事項説明書の中でも、口頭での説明と書面での説明を義務付けられています。
Q. 中古住宅の場合、内装リフォームは誰がするのですか?
一般の売主がリフォーム工事をすることは稀で、基本的には不動産の引き渡しを受けた後に買主の負担で行うことが多いようです。
なかには、不動産業者が売主になっている場合や、一般の売主が現在住んでいないケースの場合等はリフォーム済のものもあります。
Q. 中古住宅の場合、室内のエアコンや照明器具はそのまま置いていってもらえるのですか?
売主が好意で置いていかれる場合を除いては、原則、新築時や分譲時に建物に付帯していたもの以外は売主側で取りはずします。
そのため、基本的に埋め込み式のエアコンや作りつけの照明器具以外は設置されていない場合がほとんどです。
Q. 居住中の中古住宅の場合、間取りのイメージがつかみにくいですか?
家具等が置いてあることで、間取りや生活のイメージがつかみやすいと言えます。
また、実際にその場所で生活している方のお話が聞けますので周辺環境等の生きた情報を得ることができるというメリットもあります。
Q. 中古住宅の場合、建物があっても土地値でしょうか?
建物築年数が古ければ古いほど、建物評価が小さくなるのが市場価格の現状ですが、リフォーム履歴や使用状況により建物価値は維持できるので、プラス評価することもあります。
Q. 中古住宅では、入居中の場合が多いのですか?
既に空家になっているケースもありますが、所有者が居住中の売り物件が大半です。
見学の際には遠慮せず、しっかりと物件の確認をしましょう。
居住中の場合、家具などが置かれていますので、生活のイメージがしやすい点がメリットです。住み心地や周辺の環境のことなどを聞くことができる点もメリットです。
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