2024年6月28日
不動産購入時の値下げ交渉を成功させるには?
不動産の購入は、一生にそう何度もない高額な買い物なので、「少しでも安くならないものか」と誰もが考えるのではないでしょうか?
そこで、今回は不動産購入時の値下げ交渉を成功させるコツをご紹介します。
値下げ交渉のポイント
値下げ交渉のポイントは、3つあります。
◎売主の事情や取引状況をできるだけ把握する
売主が個人の場合と業者の場合がありますが、個人の方が売主の場合、売却理由は必ず確認しましょう。
売却理由が住み替えの場合は、売却希望時期も確認できると交渉しやすくなります。
◎購入意思を見せる
家を買う理由についてはっきりと伝え購入する意思がある、ということをわかってもらう必要があります。
値引きの話をしている相手が本当に購入するかどうかの判断が付きません。売主側は売るなら購入意思が見えない人よりも、より買ってくれそうな人を重要視します。
家を買う理由は親との同居や子供の進学に合わせてなど人それぞれ違いますが、どうしても買いたいという強い意思を見せることで、値引きに応じてくれる可能性が出てきます。
◎ローンの事前審査を行ってから交渉する
ローンの事前審査は、住宅の購入申込み時に行うことが一般的ですが、申し込み前でも審査は可能です。
住宅ローンの事前審査が通ってから値引き交渉することで、売主としては購入してくれる相手ということで値引きを考えてくれる可能性も高まります。
値下げ交渉はタイミングも重要
値下げ交渉をしやすいタイミングを考えることも大切です。
一般的に、売り出しからの期間が長いほど価格交渉はしやすくなりますので、売り出しの開始時期は不動産会社通じて確認しましょう。
1つの目安として、売り出しから3カ月という期間があります。これは、売主と不動産会社が締結している媒介契約書の契約期間の更新時期によるものです。
媒介契約とは、不動産会社が売主との間で締結する契約で、売買契約の成立に向けての義務や業務内容等について規定されています媒介契約の最長期間は3カ月となっており、その期間内に売却できない場合、不動産会社は契約を更新する必要があります。
なかなか売却が進まず、更新時期に問合せや反響が少ないといった状況だと、媒介契約の更新をしてもらえない可能性があるため、購入希望者の価格交渉に応じてもらえる場合もあります。
また、業者売主の物件であれば、決算時期が近ければそれに合わせた販売計画を立てていることは少なくありません。
会社にとって値下げしてでも売上を上げたいと考えやすいタイミングでもあります。
値下げ交渉時の注意点
不動産の取引において、値引き交渉を成立させるポイントは、タイミングを見計らって適正な交渉を行うこと。
そして、本来の目的を見失わないことです。「この家に住みたい」という意思がないまま値引き交渉を先行させては、不動産会社も協力してくれません。
また、値引きができる金額は物件価格の5%ほどが相場です。
不動産会社から貰う査定書には必ず販売価格の根拠が記載されていますので、売主は承知の上で今の販売金額で販売活動をしています。
値下げ交渉を行う際は、物件価格の5%を目安に大幅な値引き交渉は狙わないようにしましょう。
ここでご紹介したポイントを参考に、買いたい物件の値下げを成功させてくださいね。
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