家は大きな買い物だからこそ、見れば見るほど決められないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、家を購入する決め手となる7つのポイントをご紹介します。

物件探しの前に希望条件を整理する

物件探しをはじめる前に、希望の物件の条件をリストアップして優先順位をつけておきましょう。

このとき、予算や間取り、築年数、エリア、住宅性能といった条件以外にも、家族構成や収入などの将来の見通しも含めて考えることが重要です。一旦、希望する立地や間取りなど、暮らしの条件を全てあげて、その中で「これだけはゆずれない条件」「できれば欲しい条件」「優先度が低めの条件」など、およそ3種類に分けておくと、物件を絞り込む際に便利です。

住宅は長く住む場所なので、後悔や誤算のないよう、しっかりと自分たちの希望と向き合いましょう。
また、希望条件のリスト化は、物件を探してくれる不動産会社に理想の住宅を見つけてもらうためにも役立ちます。

中古物件の探し方のコツ

中古物件の探し方には、主に4つの方法があります。

①不動産ポータルサイトで探す

不動産ポータルサイトには、売り出し中の物件情報から条件を絞って検索できるため、自分の希望条件に合う物件を見つけやすくなります。また、希望条件における物件の相場を知るためにも役立ちます。

②複数の不動産会社に相談する

不動産会社には最新の物件情報が揃っており、不動産ポータルサイトに掲載されていない物件も扱っています。希望条件を伝えれば、不動産の専門家が最適な物件情報を紹介してくれるでしょう。
中古物件の売買では、複数の不動産会社が仲介に入っている物件もありますが、1社のみが取り扱っている物件もあります。また、不動産会社が買い取って、リフォーム・リノベーションをして販売する物件もあります。そのため、複数の不動産会社に相談することをおすすめします。

③チラシをチェックする

新聞の折り込みチラシやポスティングチラシ、地域の情報誌やフリーペーパーには、中古物件情報や見学会の案内などが掲載されている場合もあります。
現在の住まいの近くで中古物件を探したい人は、積極的に活用しましょう。

④現地に足を運ぶ

中古物件は新築と違い、すでに建物が建っているため内覧ができます。購入したい物件を見つけたら不動産会社に見学を依頼しましょう。
見学時は、室内の間取り、設備の状態、日当たりや周辺の騒音状況、周辺環境をチェックします。人通りや交通量、騒音といった周辺環境は、時間帯によって変化する地域もあるため、異なる時間帯に複数足を運ぶことをおすすめします。

不動産ポータルサイトや無料査定などを活用しながら、まずは複数の不動産会社に相談をして情報を集めましょう。