家を建てるなら、まずは土地を探すところから。インターネットにはたくさんの土地情報が掲載されていますが、効率良く理想の土地を見つけるためにはコツがあります。
この記事では、インターネットで土地探しをする際のポイントや注意点をご紹介します。

ネットで土地を探す方法

土地情報が掲載されているサイトは主に2種類あります。

●不動産ポータルサイト

ポータルサイトは情報量が多く、希望条件に合った土地が見つかりやすい点がメリットです。
ただし、ポータルサイトによって掲載されている土地と掲載されていない土地があるため、全ての土地情報から探したい場合は、全ての不動産ポータルサイトを隈なく探す必要があります。
これは、全てのポータルサイトに掲載すると、広告費の負担が大きくなるため、1つのサイトに絞っているケースがあるためです。

●不動産会社のサイト

もう1つは、不動産会社が直接運営しているサイトです。
もし、家を建てたいエリアがある程度決まっている場合は、地元密着型の不動産会社のホームページを見てみましょう。そのエリアに特化した詳しい情報を得ることができます。

土地探しでサイトを利用する際の注意点

①情報量が多い

サイトには土地の情報が豊富なので、誰でも簡単に土地探しができます。
情報量が多いが故に、決められない、探しにくい、情報が合っているのか判断できないといった状況に陥ってしまう場合があります。

②掲載されていない土地もある

検索サイトに掲載するには広告費などの費用がかかります。そのため、人気エリアの土地や掲載しなくても売れる良い条件の土地は、サイトに掲載されないこともあります。
また、一般公開されていない「非公開物件情報」もあります。これは、不動産会社に訪問しないと紹介してもらえません。非公開物件の中に良い土地が眠っていたり、不動産会社独自のホームページにしか掲載されていない土地もあるため、インターネットで探すだけでは不十分です。 見落としなく全ての土地情報から選ぶには、「ポータルサイトでの検索」に加えて、「不動産会社に訪問」する必要があります。

③周辺環境や土地の状態が分かりにくい

サイト上で希望に合う土地を見つけても、周辺環境や土地の状態がわかりにくく、購入するかどうか判断できないことがあります。
サイト上には、土地の広さや販売価格といった基本情報は掲載されていますが、画像が掲載されていない場合や掲載されていても画像だけでは土地の状態や周辺環境を正確に把握することは難しいです。土地購入の最終判断は、実際に現地で確認してからにしましょう。

土地探しで失敗しないためには、
・希望条件と優先順位を決めておく
・土地価格の相場を把握しておく
・現地に出向く
以上を踏まえて、自分たちの暮らしに合った土地を選びましょう。